私たちがエンドユーザー様向けにシステム開発を進める内容を各フェーズ毎に説明いたします。
※お客様の会社規模や組織体制、システムの内容等により、一部の作業は異なる場合があります。
1.ヒアリング
最初にお客様と弊社との間で秘密保持契約(NDA)を締結します。 お客様のところに訪問させていただき、現状の業務の流れをお聞きし、どこに問題点があるか、システムで改善すべき点はどこか、などを確認します。また、お客様のご了解が得られれば、工場などの作業現場を拝見させていただきます。 これは、当社の「現場を見なくてシステムを語るなかれ」というシステム開発ポリシーでもあります。
ヒアリングフェーズにおいて確認する事柄
2.要件定義
2-1.お客様のご要望をお聞きし、システム化対象範囲を明確にします。
複数部署にまたがるシステムの場合は、各部署を代表して意見等を言える責任者の方を選出していただき、必要に応じて、それらの方々も出席した打ち合わせ会を開催させていただきます。
よく現場の方が参加されないケースが見受けられますが、情報システム部門の方だけでなく、
現場など関係部署の方も出席した会議の場で、システム全体のコンセンサスをとります。
当社は、実務経験豊富なPL(プロジェクト・リーダー)がお客様での会議をリードし、関係者方々と調整しながら全体をとりまとめていきます。
2-2.お打合せ内容は「言った/聞いていない」といったトラブルを防止するため全て議事録を作成し、会議出席者全員の確認を取った上で、お客様・当社 各1通を保管いたします。
お打合せの席で議事録を取る余裕がない時や、議事録作成者がいない時は、お客様了解の上で、テープレコーダー等の音声記録媒体に会議の内容を録音し、後日、議事録を作成する場合もあります。
2-3.システム導入後の、新しい業務フローを作成し、システム機能を洗い出します。
2-4.洗い出された機能に基づき、開発工数を算出し、開発スケジュールを策定します。
2-5.開発工数及びスケジュールを基に、PLが当社側の開発体制を策定します。
PL(プロジェクト・リーダー) | 通常、上流工程に精通したSEが担当します。 |
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SE | PLを補佐し、システム設計作業を進めます。 システム規模により、SEは複数人となります。 |
PG(プログラマー) | 開発内容に応じたスキルを持つPGを必要人数参画させます。 |
Webデザイナー | Webシステムの場合は、Webデザイナーをメンバーに入れる場合があります。 |
3.基本設計
システム化対象範囲を元に、システムフローを作成します。
4.詳細設計
基本設計に基づく、各機能(プログラム)単位に詳細設計書(プログラム仕様書)に落としていきます。
プログラム仕様書としては以下を基本としていますが、 システム内容等により変更する場合もあります。
5.プログラム開発・単体テスト
プログラム仕様書に基づく、担当プログラマーが各プログラムを開発していきます。
6.結合テスト・総合テスト
他システムとの結合テスト、ならびに全体的なシステムの結合テストを実施します。 同時に多数のユーザーからシステムにアクセスし、負荷を与え、レスポンスが適正かどうかの 判断も行います。
7.システム カットオーバー
システムを本番環境に移行し、テストデータ等のゴミがないか確認し、システム稼働本番を迎えます。 当社は、原則 システムカットオーバーに開発スタッフが立ち合います。
8.アフターサポート
お客様とシステム保守契約を締結し、システムが問題なく稼働出来るようハード、ソフト両面から アフターサポートを実施いたします。